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​経歴

​ 学部時代、上海海事大学で日本語を専攻しました。三年生の時、ダブルディグリープログラムに選抜され、長崎外国語大学に二年間留学しました。留学中、日本語教師に憧れ、日本語教師基礎資格講座を受講しました。二年間の日本語教育基礎知識の授業で、一番興味を持ったのは学習者の第二言語習得です。特に、中国人日本語学習者は多義語を学習する時、どのような問題が起きるか、また、どんな要因で習得に影響するかなどを掘り下げたいです。そのため、2017年10月から、学部研究生としてお茶の水女子大学に入学し、そして半年の勉強で大学院に合格できました。

​研究

 日常生活でよく使用される日本語の語彙には多義語が多いです。しかし、中国人日本語学習者は、授業で語彙の多義性を教えられることは少なく、語彙学習も主に辞書の中国語翻訳を丸暗記することに頼られるため、多義語の習得が難しいと思います。​ 

 私の研究テーマは「中国語を母語とする日本語学習者の多義動詞「さわる」の習得—L2プロトタイプ性とL1の対応語からー(仮)」です。中国語人日本語学習者は「さわる」を習得する際、L2プロトタイプ性とL1対応語が習得にどのような影響を及ぼすかを明らかにたいです。例えば、L2プロトタイプ性が高ければ高いほど、学習者が「さわる」を習得しやすいか、あるいは、母語の対応語が存在する場合、母語からの転移を受けやすいかなどの問題を解明したいです。

​受験勉強

 研究生に入学した後、学部の授業を受けたり、ゼミに参加したりすることで、基礎知識を固めることができました。また、一人で勉強するのが効率が低いと思うので、よく同級生とグループワークをしていました。例えば、みんなが本の各章を担当し、内容のレジュメを作成し、週一回のグループ発表で自分のコメントやわからない問題などについてみんなと話し合います。一人で悩むより、みんなで一緒に解決したほうが効率よく、特に専門知識ばかりの受験準備では、みんなの多方面の勉強対策を参考する必要があると思います。また、ゼミの先輩たちに受験の情報を聞くのも大切です。先輩のアドバイスから自分の受験準備を調整し、より効率的な勉強ができます。

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